緑茶の効能とダイエット
私たち日本人の生活の一部になっているともいえる緑茶ですが、この緑茶にもダイエット効果があります。茶カテキンはもちろん、カフェインにも脂肪燃焼効果があります。
身近な緑茶の持つダイエットパワー
緑茶の効果効能を語る時に欠かせないのが「カテキン(茶カテキン)」です。
成分の一つですが、多くの人に知られるほど有名な成分となっています。
具体的な効果効能は知らないけど「カテキン」というものが緑茶には含まれていてそれが健康にいいことは知っているという方も多いのではないでしょうか?
カテキンの健康パワーをまとめてみます。一部についてはその理由が解明されていないものもありますが、健康に良いということは分かりますよね。
・殺菌・抗菌作用(食後に飲むことで食中毒のリスクを低減、風邪予防、虫歯予防)
・ダイエット効果(コレステロールの上昇を抑える)
・抗酸化力(ビタミンEの約10倍とも)
・抗ガン作用(緑茶を良く飲む人はそうでない人と比べて癌になりにくいという調査結果)
・美容効果(ビタミンCやカロテン、ビタミンEなど肌を健康に保つ成分が豊富)
参考:緑茶の飲み方、栄養素
このように、強い健康パワーを持っている緑茶、普段の健康的な生活にぜひ取り入れたいところですよね。
注目のダイエット効果についても「カテキン」が大きくかかわってきます。
カテキンは食事と一緒に摂取することによって脂肪の吸収を抑制する働きがあるとされています。つまり普段の食事の際に緑茶を飲むようにすることで、体への脂肪の吸収を抑えることができるわけです。
よりダイエット効果を高めるための飲み方・入れ方
緑茶のカテキンは「高温での抽出」に向いています。
カテキンが抽出されるのは80度以上とも云われています。その一方で、緑茶の甘さを味わうには低温で出す方がよいと言われています。特に玉露のような高級茶に関してはうまみ成分を引き出すために低温での抽出が推奨されています。
ダイエット効果を高めるためにはカテキンを多く抽出するべきなのですが、そうすると味・風合いが悪くなってしまうという面があります。
ダイエットや健康目的で緑茶を飲む場合には「高級茶よりも下級茶」の方が適していると言えるでしょう。
緑茶を飲む時の注意点
カフェインが含まれているので夜に大量に飲むと眠れなくなるかもしれません。また、一般には体を冷やす食品とも言われています。冷え性の方はご注意ください。
カフェイン、冷えということですので妊娠中の方にはあまり向いていないお茶といえるかもしれませんね。