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血糖値が気になるときのお茶選び|検査値とトクホの表示・飲み方
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血糖値が気になるときは、健診の再検査や受診の指示を優先しましょう。普段の飲み物には、水や砂糖を加えていないお茶を選べます。「食後の血糖値の上昇を穏やかにする」表示のある食品も、糖尿病の治療や薬の代わりにはなりません。

血糖値とHbA1cは、示している時間が違う
健診の結果を見るときは、検査名と採血の条件を確かめてください。食後の血糖値が気になることと、空腹時血糖やHbA1cが高いことを、同じ意味で扱うことはできません。
| 検査・条件 | わかること | 結果を見るときの注意 |
|---|---|---|
| 空腹時血糖 | 食事をとらない条件で採血した時点の、血液中のブドウ糖の濃度 | 採血前の食事や飲み物について、検査施設の指示に従う |
| 食後・随時の血糖 | 食事の影響も受ける、その時点の血糖 | 食事からの時間や検査方法で意味が変わる。空腹時の値と直接比べない |
| HbA1c | 過去1〜2か月の血糖の状態を反映する指標 | お茶を1回飲んだ直後の変化を判定する値ではない |
空腹時血糖126mg/dL以上やHbA1c 6.5%以上は「糖尿病型」の検査値です。ただし、検査値の組み合わせや再検査などの条件を含めて診断されます。一つの数値だけで自己診断せず、健診で受診・再検査を勧められたら、自覚症状がなくても医療機関に相談してください。
出典:糖尿病情報センター「糖尿病は早く見つけましょう」、「糖尿病と関連する検査」。
「食後の上昇を穏やかにする」は、治療とは違う
この表示のある特定保健用食品(トクホ)では、難消化性デキストリンなどの関与成分について、食事の糖質と一緒にとる条件などで働きが調べられています。すでに高い血糖を治療する薬ではなく、食事による血糖上昇を完全に防ぐものでもありません。
食品の試験は、食後の血糖値が上がりやすい人など、一定の条件の人を対象にしています。表示があるからといって、誰でも同じ変化が出る、HbA1cが必ず下がる、と考えないでください。お茶を飲む分だけ、ごはんやお菓子を増やしてよいわけでもありません。
トクホは国が製品ごとに審査・許可する制度です。機能性表示食品は事業者が根拠を届け出る制度で、国による個別の審査はありません。普通のお茶に、別の製品の許可・届出内容を当てはめることはできません。
出典:国立健康・栄養研究所「食後の血糖値の上昇を穏やかにする」表示をした食品、消費者庁「保健機能食品」。
商品の表示は、飲む量・タイミング・成分をセットで読む
「からだすこやか茶W+」は、難消化性デキストリンを関与成分とするトクホのブレンド茶です。血糖に関する表示の対象は、食後の血糖値が気になり始めた人です。治療中の人は、利用前に医師などへ相談してください。
| からだすこやか茶W+の表示 | 選ぶときの見方 |
|---|---|
| 1回350ml。食事ごとに1本、1日3本が目安 | 食事と一緒に飲む指定。別の商品には、その商品の目安量とタイミングを使う |
| 350ml当たり:0kcal、炭水化物6.7g、うち糖質0g・食物繊維5.6g | 炭水化物の数字だけを、すべて糖質の量と読み替えない |
| 関与成分:難消化性デキストリン(食物繊維として)5g | 栄養成分表示の「食物繊維5.6g」と、関与成分の量は別の表示 |
| 350ml当たり:カフェイン47mg | 無糖でもカフェインはある。コーヒーやほかのお茶と合わせた量にも注意する |
3本なら合計1,050ml、カフェインは141mgです。これは製品表示からの計算で、全員がこの量を飲む必要がある、あるいはこの量なら安全、という意味ではありません。水分量の指示がある人は、その範囲で医師と相談してください。
多く飲めば働きが強まるわけではなく、体質や摂り過ぎによっておなかがゆるくなる場合があります。ほかの食物繊維入り食品も利用しているなら、重ねて量を増やす前に全体を確かめましょう。製品情報・成分値の基準日:2026年10月19日。
出典:日本コカ・コーラ「からだすこやか茶W+」製品情報、飲むタイミングと量の案内。
夜・妊娠中・服薬中は、無糖以外の条件も確かめる
カフェインに敏感な人や、夜に飲みたい人は、カフェイン0の表示がある飲料も選択肢です。妊娠・授乳中や子どもの飲み物は、ほかの食品も含めたカフェイン量に注意してください。不安がある場合は、かかりつけの医師に相談しましょう。
薬の服用は、その薬の用法に従ってください。カフェインを含む薬では、お茶やコーヒーとの同時服用に注意が必要な場合があります。糖尿病の治療を受けている人は、お茶を理由に薬や治療内容を自己判断で変えず、商品名と表示を医師・薬剤師に見せて相談してください。
出典:厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」、上記製品の摂取上の注意。
健診結果から飲み物を選ぶ4つの手順
- 受診・再検査の指示を確認する。結果票の検査名と採血条件を確かめ、治療中なら食事・水分・薬の指示を優先します。
- 普段の甘い飲み物を見直す。砂糖入りの紅茶などを、水や砂糖を加えていないお茶に替える方法があります。ペットボトルでは原材料と栄養成分、1本の容量を確認します。
- 機能の表示がある商品は、対象者と飲み方を読む。商品固有の目安量・タイミング・注意事項を守り、量を増やして食べ過ぎを補おうとしません。
- 食事や飲んだ量も受診時に伝える。医師の指示で血糖を測っているなら、食事・測定の時刻も一緒に残します。一度の測定値だけでお茶の効果や薬の必要量を判断しません。
